『エンジニアアンチパターン』を読んで思ったこと

『エンジニアアンチパターン』を読み終えました。

エンジニアアンチパターン 〜失敗に学ぶエンジニアリング〜 - このすみ堂 - BOOTH


なぜ読んだのか

著者さんのバズった記事から本著を知り、面白そうだな~と思ったら買っていた。


読了にかかった時間

20~30分。ちょっとした移動時間で読めた。


箇条書き所感

  • "プログラムは、動けば良いだけではなく"が突き刺さる
  • パフォーマンスやメモリ周りの意識と知識が弱いのを痛感
  • イレギュラーデータの話はパフォーマンスとは違う気がする
  • RDBって更新系SQL苦手なんか
  • crontabは初めてって伝えたらこのオプションの話をしてくれたので失敗する前に学んでた、感謝
  • 本番環境で実行するコマンドは手打ちじゃなくてせめて手順書コピペで済むレベルで作業したい
  • なんかあった時に切り戻せるようにしておくのも大事よね
  • リファクタリングすると回帰テストの網羅が大変よね…自動テストないと尚更
  • 使ってもらえないアプリやシステムはどんなに頑張っても意味ないからなあ(遠い目)

所感

プロジェクトリーダーの経験がないので、見積もりや技術選定の話には上で触れてません。

勉強関連の話は痛い話ではありますが…学生と違ってカリキュラムがあるわけでもないですし、好きなようにやっていいんじゃないかなーと思ってます。
ただ、闇雲に勉強するくらいなら、必要分野の勉強に絞るべきというのは同意できました。この考え方は↓の記事で影響を受けたところが大きいです。
ある文系プログラマがテックリードを任されるまでに学んだこと ── 最前線で生き延びる4つの戦略 - エンジニアHub|若手Webエンジニアのキャリアを考える!

勉強会に参加しまくるだけというのも該当しがちな人なので読んでて辛かったです。
勉強会やコミュニティへの貢献は、Twitterでつぶやいたり、関連ツイートをまとめたり、行ってきたエントリを書いたり、そういう形もありなんじゃないかなと私個人は思っていてやっているのですが、実際運営されてる方からするとどうなんでしょうかね。

著者のエンジニアとしての失敗談がギュッと詰まった1冊でした。
"本気の失敗には価値がある"という「宇宙兄弟」作中の台詞を思い出しました。



※この記事は、アウトプットネタ棚卸し Advent Calendar 2018 16日目の記事です。