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早くなんとかしないと…

社会人としてもシステムエンジニアとしても駄目になってしまう…

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』感想

書評

■なぜ読んだのか
会社でおすすめ本紹介企画があり、そこで紹介された中でいちばん読んでみたいと思ったから。
著者がMicrosoftで働いたことがある人(同業者)ということで、自分の仕事にも反映しやすいのではないかと思ったから。

■読了にかかった期間・時間
2/25-3/1。累計3時間弱くらい(たぶん)。

■ざっくり要約
あなたの仕事が終わらないのは、締切直前になって頑張るラストスパート型だからだ。
ロケットスタートをしよう。まず見積もり期間のうちに仕事をあらかた終わらせよう。そして締切までの残りの期間で仕事の完成度を高めよう。

■感想
ロケットスタートが自分にとって仕事の取り組み方の理想だった。
というのも納期前なのにモノがないという事態は不安で怖いから。
動くモノさえあればチェック処理やエラー処理も後から盛り込んでいけばいいし、ドキュメントもある程度のモノがあれば追加や修正はできるよね。
いつか見たガイアの夜明けでも、依頼する企業として3社から最終的に選ばれたのはすでに試作機を作っていた企業でした。
# 他の2社の状況は、別用途の既存機械がある、イチから作るために試作機ができるのが1か月半から2か月後、でした
ただ自身が「テストや問題集を上から順番に取り組むタイプ」であり、「見積もりに難がある(不安なのでかなり盛ってしまう)タイプ」であるのも事実。
今のところ、仕事を納期までに終わらせることはできている(と思っている)けど、全体を見るやり方と、反復により見通しを立てる力を身につけることが今後必要になってくるかも。

あと勉強のための勉強は続かないという話は頷けた。
社会人になってからも勉強しなきゃといろいろ手をつけたけどどれも全然続いていないのが事実。
でも仕事で必要を迫られた場合は確かになんとかなっているわけで。
1年前に仕事で必要になったからSQLの本を1冊慌ててやって、今では稼働しているシステムでのパッチもバリバリやってるし。
必要になったときに勉強した方が目的や目標が明確になるから取り組みやすいよね。
だからといって私みたいな終業時間にそわそわするSEが勉強しなかったら先が思いやられるのも事実。
そこで著者が「集中力が必要であることを仕事にするな、残業時間も厭わないような天職に就け」と述べているのだろう。
私は社会人になってからすごくハマってしまったゲームがあるのだが、うまくいかなければ先人の動画を見て改善を試み、フルコンボ楽曲数を増やしている。こういう情熱や姿勢が本業に向けばなあと思う次第である。
もうすぐ社会人4年目を迎える私としても頭が痛い問題で、天職を探すか、今の職を天職に洗脳するか、必要に迫られたときに必死こいて勉強するその場しのぎSEになるか、常に探求心を持って勉強し続けるSEになるか。あまり考えたくない問題である。

実はこの本を読む前に、同じように速さの重要性を書いた仕事術本『速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術』を読んでいました。

どちらの本でも共通して述べられているのは「締切前まで放っておくのではなくすぐに取り組むこと」、「前倒しで取り組んで余裕を得ること」、「得た余裕で(PDCAを何度も回す)・(仕事の質を高める)こと」。
逆に反対のことを述べていたのはメールの返信。中島さんはメインの仕事優先派、赤羽さんは即返信派。
こうやって同じテーマについて述べた本の内容を比べてみると、見えてくるものがあるなあと毎度思う。
ちなみに私は、ボールを抱えたままにしたくないのでできるだけ速く返信する赤羽さんの思考に近いかな。
『速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術』はHow toが非常に充実しているので、仕事術のハック本としておすすめしたい。
対して『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』は、好きなことを続けたい・仕事にしたいと思う気持ちを強くさせてくれる本であり、そのために嫌いなことをさっさと終わらようと説いた仕事術本である。