仕事のミスを防ぐためにできることを考えてみる
仕事でミスが発覚してぐうの音も出せないメールがきて、こんな時に限っていつも頼りにしている人いないし泣いたし心折れたしなのに、週明けたらネタにされ始めて腹立ってる。もうほじくり返さないでくれ。
だから二度とこんな思いしないためにも対策を考えることにした。
・断る
わからないんだから断ればよかったんだよ。
・調べる・聞く
引き受けた以上、わからないことは調べたり、有識者に聞いたりすればよかったんだよ。
# ほんとにな
・試す
ちゃんと要求を満たしているか開発環境で試しておけばよかったんだよ。
# ほんとにな
・レビューしてもらう
有識者にみてもらえばよかったんだよ。人選ミスんなよ。
今後の戒めとしたい。
残業少ないとか働き方改革とかで取り上げられてる同業者ってレビューの仕組みがしっかりしてるイメージある。
企業やプロジェクトとしてのレビューの仕組みがレビュー者の注意力・考慮力次第というのがそもそもの問題だと思うんだけど、それを言ってもどうしようもないので、自分にできる対策をやるしかない。
テーブルの制約を無効/有効にする
制約に引っかかってINSERTに失敗してしまった…どうすれば…という状況になった時に教えていただいたSQLの備忘録。
テーブルの制約を無効にする
alter table テーブル1 modify constraint 制約名 disable;
テーブルの制約を有効にする
alter table テーブル1 modify constraint 制約名 enable;
なんとか一時的に制約を無効にしてINSERTに成功しました。
実行して気づいたんですが、これ、実行するとそれまでのSQLコミットされるみたいです。当然のような気はしますが…。
あとは制約を有効にする時は、制約違反に注意。戻す時にやらかしたかと思って焦った…。
「alter table modify constraint disable」でググったところ、2002年の投稿でしたがほぼ同様の投稿を発見したのでこれも残しておく。
Oracle Technology Network (OTN) Japan - 掲示板 : 制約を無効にする。 ...
勉強不足を痛感してはいるけど何をやればいいのか分からなくてぐるぐる悩む今日この頃。
テーブルの他の列の値を利用して更新する
このテーブルの列Bを列Aで一括更新してほしいんだけど…と言われて調べたらこういうこともできるんだーって思ったので備忘録。
「update 他のカラムの値」でググったところ、下記のWebページを発見。
update 購入データ set 購入日 = 支払日;
他のテーブルや、同テーブルの他の列から引っ張ってきて一括更新の対応がきて、初めて知ったことが多いこの頃。
知らなかったことを恥じてもしょうがないので備忘録。
とあるテーブルのデータを利用しつつ他のテーブルにINSERTする
ボールを抱えた状態にしたくなくて、早く帰りたい欲求と空腹と戦いながら解決した問題の備忘録。
とあるテーブルのデータを利用しつつ他のテーブルにINSERTしなければならなくなった。さて、どうしたものか。
「insert 全件 sql」でググったところ、下記のTipsがヒット。
うーん、でもこのテーブルAとテーブルBの列、全部利用するわけじゃないし、一部固定値なんだけど、どうすれば…とここから苦悩。
insert into 中学生データ (氏名, 生年月日, 入学予定日, 卒業予定日, 転校フラグ)
values (氏名, 生年月日, '20170401', '20190331', '0')
select 氏名, 生年月日
from 小学生データ
where 入学予定日 = '20120401'
and 卒業予定日 = '20170331'
and 転校フラグ = '0';
とかで実行してもうまくいかないし…。うーん…。
その後、select って固定値でもOKだしこうすればいけるんじゃね?と思い至る。
insert into 中学生データ (氏名, 生年月日, 入学予定日, 卒業予定日, 転校フラグ)
select 氏名, 生年月日, '20170401', '20190331', '0'
from 小学生データ
where 入学予定日 = '20120401'
and 卒業予定日 = '20170331'
and 転校フラグ = '0';
お、想定通りにINSERTできたぞ。
ということで無事ボールを投げ返し、退社しました。めでたしめでたし。
メッセージのビックリマークが消えない
iPhone「DNSサーバに繋がりません」
卒業研究を通して学んだこと
過去ネタ棚卸強化期間。
大学の卒業研究を通して学んだことを書いておこうと思います。
その学んだこととは
・同じ内容を異なる参加者層に伝えるのって難しい(ターゲットは絞った方がやりやすい)
・同じ内容を異なるフォーマットに落とし込むのって難しい
教授の提案で、ゼミの学部生全員、卒研発表だけでなく、国内の学会にも論文を発表することになりました。
なったんですが、国内学会と卒研発表で論文のフォーマットと発表時間が全然違ったんです。
□論文
【国内学会】本文6枚(A4・2段組)
【卒研発表】要旨1枚(A4・2段組)+表紙1枚(A4)+目次1枚(A4)+本文20枚(A4)
□発表時間
【国内学会】20分+質疑応答5分
【卒研発表】7分+質疑応答3分
締切が早かったので、まずは卒論から取り組みました。
卒論はページ数を満たすことが第一。
載せられる実験は図付きで掲載してページ数を稼ぎ、考察をひねり出して書きました。
二徹して締切1時間前に提出しました。
# ちなみに提出はドベ組でした
次に取り組んだのは卒研発表のパワポ作成。
ただ発表時間が卒研発表<国内学会なので、院生の先輩とも話した結果、国内学会向けのパワポを先に作り、それを削って卒研発表用とすることになりました。
# 学部生1人につき院生の先輩が1-2人ついてサポートすることになっていました
パワポには文章は書かず、箇条書きや表の掲載にとどめました。
パワポと原稿ができた後はゼミの学部生や院生、教授に卒研発表を何度も見てもらって微修正を重ねました。
そして卒研発表を迎えました。この話は後述します。
卒研発表を終えた後、国内学会向けの論文をまとめました。
2段組構成でフォントも小さかったので、卒論の内容を凝縮してすべて書くことができました。
# 卒論でいかにでかい図でページ数を稼いだのかという…
あとは単語を統一することを心がけました。例えば、一度「分類」と書いたら、「カテゴリ」とか類似の単語を使わずずっと「分類」と書くようにするといった具合。
論文を投稿した後は、卒研発表同様、学会発表をゼミの学部生や院生、教授に見てもらって微修正。
ただもう卒研発表を終えてみんな春休みを満喫していたので、卒研ほど大人数に見てもらうことなく、回数も重ねず。
あとは学会発表の日を迎えることになりました。
後述するといった発表の話。まずは聞く方。
私は割と人の発表を聞くのも好きだったので、卒研でも学会でも発表を拝聴してました。
スライドとか時間配分とか話し方とか質疑応答とか、人によって感じることって全然違うんですよね。
卒研だとスライド1枚にぎっしり文章が書いてあって(しかも後ろの席だと全然見えない)それを読み上げるだけの人とか、半分くらいの時間で終わっちゃう人とかかなり多くて。だってそうですよね、単位がもらえればいいやと思ってやってるから。
対して学会での発表。
私と同じ学生の中でもとりわけ印象に残ったのは、質疑応答の回答をすべて教授が引き受けてたところ。
# 2人くらいいたけど同じ人が回答していたのでおそらく同じ研究室だと思われる
学会では稀に悪意を持って意地悪な質問をする人もいるそうですが、そんなこともないのになぜか率先して引き受けてました。
あとは教授であったり企業で研究職であったり、大人の発表。
それまで同じ学生の発表ばかり聞いていたので、とても新鮮でした。
場慣れしてる人が多かったし、すごく内容がまとまってた。
本当にうまい人は見せ場というか、ここぞという惹きつけどころがあって、聞いてて飽きなかった。
次に自分が発表する側の話。
卒研でも学会でも早すぎずオーバーもせずの時間で発表を終えられた。
# 卒研発表は時間より早い人が多かったので、よく頑張った!と自画自賛した記憶
ただ、学会の方は20分空で話せるほど原稿を覚えていなかったので、原稿を持ったままやった。
原稿を持たずに20分話してた人ほんとすごい。
で、質疑応答。
卒研発表だと同じ学科の教授が担当になってる学生について質問している(おそらく。推測)ので、意図がわからない質問がきて答えにくかったことだけは覚えている。
# 質問までは覚えてない。3年前のことだから
あと質問内容から察するに研究の意義や有用性が伝わってなかったように思ったのは覚えている。畑違いの人たちに分かってもらうのって相当難しいと思った。
対して学会発表は同じ分野の研究者が集まるので、発表している間もすごく興味を持って聞いてもらってるなというのが伝わってきた。
質疑応答も自分の研究を前向きに受け入れてもらっていることが分かる質問だったのですごく嬉しかった。
3つほど質問されたけど、どれも的確に回答できたと思う。本番は頭真っ白になって口が暴走する自分でも驚くくらい。
学会発表を終えたとき、すごく手応えを感じた。
卒研発表だけだったら間違いなく単位をもらうだけの研究になっていたと思う。学会発表のおかげでこの分野で有用な研究だったと気づかせてもらった。
そして、同じ内容を違うフォーマットに落とし込むことの難しさ、畑違いの人に分かるように伝えることは難しいということを痛感した。
卒業した後は就職することが決まっていたけど、こういう難しさと同じ分野の人に良さが伝わったときの手応えを早く知っていたら、大学院に進むことも選択肢に入っていたかもしれない。