福利厚生を考える
機会があったので思ったことを書いておこう的備忘録。
【まず、他社の福利厚生を知る】
失恋休暇とかサイコロ給とかのユニーク系は印象に残りやすいですね。
広報的アピールにはもってこい。
休憩中の軽いトークで評判が良かったのはサイボウズさんの「育自分休暇制度」。
業務知識を持った人材が戻ってくる点が大きいよね、という話。
他方では、転職なり、海外旅行なり、長期期間があるからこそできることをなにかしら経験して視野が広がった人材となって戻ってくる可能性を残しておく戦略が凄い。
これに関連して、退職せずに海外経験で社員を鍛える制度が、最近テレビ番組で知った留職なのかなと思ったり。
【次に、福利厚生の改善案を考える/そして、話し合う】
このフェーズで軸になる考えを持つのに役立ったのが下記のブログでした。
「福利厚生や制度が持つメッセージってなんだ?を考えてみた」というブログ。
うーん、通勤手当のメッセージって遠くに住んでね、なんだろうか…。
通勤にかかる費用は負担するよ!だから安心して今住んでいるところから通勤してね!が本当のメッセージなんだろう。
しかし、遠ければ遠いほどお金以外に時間がかかる。
ということで近くに住んでいる社員に手当を出す企業もあるよね。
…と、考えを巡らせたおかげで、改善案が出せた。
まず、今の福利厚生や制度から捉えられるメッセージってなんだ?を考えた。
そうするとなんだかメッセージがあやしいモノが。
このあやしいモノは本来ならこういうメッセージであるべきだよね、というところから噛み合うように改善する案を出した。
次に、メッセージを考えることにした。
頭の中でざっくり決め込んだメッセージを言葉にするとこんな感じ。
表現はTO社員FROM会社。
・長く勤めてほしい
・健康であってほしい
・推奨する資格を取得してほしい
グループで話し合ってるうちになんとなくこんなメッセージがあってこの改善案がでてきたんだなと思ったのは下記。
・家族を支えつつ勤めてほしい(特に介護)
上記のメッセージを促進するような新たな福利厚生の案を出した。
あとは、今の働き方(主に残業)の問題点を改善する案がいくつか。
今回は前もってブログを読んでいたおかげで「その福利厚生はメッセージと噛み合っているか」を軸に、話し合いでも意見を出すことができた。
自分的にはとても満足。
的確に捉えて、案を出したり、意見を述べたり、が常にできるようになりたい。
願わくば今回の提案が採用されて働きやすくなったらいいなあ。