Eclipseのブレークポイントに条件を追加する

Eclipseデバッグを利用して、想定通りの判定処理になっているかどうか試験をしていた時のことです。
繰り返し処理中に何回も同じ値が出てくるため、次の該当値が出てくるまで何回もF8を押すのがダルくて、ラクできる方法を探そうと思い立ちました。
たまたま右クリックした時に出てきていた単語を絡めて、「Eclipse インスペクション」で検索したところ、下記のスライドを見つけました。

Eclipseデバッガを活用するための31のtips

P.69の「Q22.ある条件を満たす時、初めて止まるようにブレークポイントを貼るにはどうすればよいですか?」がまさに自分のやりたいことでした。

Eclipseを日本語化している場合は、下記の操作になります。

1. ブレークポイントを右クリック
2. 「ブレークポイント・プロパティー」を選択
3. 「条件付き」チェックボックスを選択
※「'true'の時に中断」ラジオボタンが選択されていることを確認
4. テキストエリアに条件を入力

targetStr.equals("ヒット")

5. 「OK」を選択

この例だと、targetStrが"ヒット"の場合だけ、ブレークポイントで処理が止まるようになります。

目視確認はザルになりがちだし、ミスってまた最初からも嫌だし…この設定のおかげで、試験の時短になりました。